ブランド紹介

日々の生活の中に、一年中愛される久留米絣を
国の重要無形文化財である「久留米かすり」。藍暦は、もともと久留米かすりの機屋からスタートした重松株式会社が
久留米かすりを広めたいと、平成14年に立ち上げたオリジナルブランドです。
一年を通して様々なシーンで身につけていただける高品質でオシャレな商品を企画しています。

久留米かすりの歴史
今から200年前の江戸末期。井上伝(でん)という12歳の少女が着古した藍染めの着物に白い斑点を見つけたことから考案したと伝えられております。その後、昭和32年に国の重要無形文化財に認定され、もんぺやはんてんからアパレル製品に昇華しております。(写真:井上伝肖像画加工)ブランドコンセプト
ブランドコンセプトは「日本の四季・こだわりの藍(愛)」。
移りゆく四季のイメージを「暦」に重ね、日本の四季を愉しみ、四季を通して親しまれ、永く愛されるものづくりとブランドを目指したいと考えています。
また藍暦のキャッチフレーズである「いのち華やいで…」という言葉には
時を経て味わいを増す久留米かすりのように、
私達自身も常に今を大切に生き、人生を謳歌する想いを託しております。
ロゴマーク

藍暦の想いを形に。
時々お客様から藍暦のロゴマーク中にある花について「あれは何の花ですか?」というご質問を受けます。
この花は藍染めで用いる「藍の花」を表しています。今、花開いたその瞬間のイメージです。
可愛らしい無数の花を咲かせる藍(アイ)は
地道にしっかりとした製品作りを目指す「藍暦」のモチーフにピッタリだと感じています。

ものづくりの現場から、お客様へお渡しするまで
久留米かすり、織物の現場を知りお客様と直接お話をする私たちだからこそ、できるものづくりがあります。
お客様の求める商品、ライフスタイルを考え
現代的で日常にさりげなく取り入れる事のできる、高品質で着心地のいい商品。
先染めの木綿である久留米かすりは、完成までに約30工程にも及ぶ作業を有します。
今もそのほとんどは手作業で行われており、その一つ一つの工程に熟練した経験と技を必要とします。
信頼できる地元の機屋さん達と昔ながらの伝統の技術を活かし
糸を染め、1本1本たぐり寄せる所から、私たちのものづくりは始まっているのです。

藍暦3つの追求

1.着やすさの追求
着る人の着やすさを追求することが藍暦のデザインの本質です。試作を入念にチェックしながら着心地を追求します。
2.品質の追求
細かい傷やボタン付け、糸のほつれ、ゴミ、縫い落ちなどを入念にチェックし万全の品質を追求します。